カラー後に美容室で酸処理をする理由とは?美容師がわかりやすく解説
- 塚由晃司

- 7月21日
- 読了時間: 3分
更新日:7月23日

「カラーの後に何か特別なトリートメントをしてもらった。」
「酸処理って聞いたことがあるけど、何をしているの?」
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、カラーや縮毛矯正などの薬剤を使用した施術では、施術後のケアもとても重要です。
今回は、美容室で行う「酸処理」の役割について、できるだけわかりやすくご紹介します。
酸処理とは?
酸処理とは、カラーや縮毛矯正の施術後に、髪を弱酸性に近い状態へ整えるためのケアのことです。
健康な髪は、一般的に弱酸性の状態が保たれています。
しかし、ヘアカラーでは髪の内部へ染料を届けるためにアルカリ性の薬剤を使用することが多く、一時的に髪はアルカリ性へ傾きます。
そこで酸処理を行い、髪を本来の状態へ近づけるサポートをします。
なぜ酸処理が必要なの?
① 髪を弱酸性へ近づけるため
カラー後の髪は、すぐに元の状態へ戻るわけではありません。
アルカリ性に傾いた状態が長く続くと、キューティクルが開きやすくなり、
パサつき
ごわつき
色落ちしやすい
といった原因の一つになることがあります。
酸処理は、髪を弱酸性へ近づけることで、コンディションを整える役割があります。
② ツヤ感や手触りを整えるため
髪のコンディションが整うことで、キューティクルが落ち着きやすくなります。
その結果、
ツヤが出やすい
指通りがなめらかになる
まとまりやすい
と感じるお客様も多くいらっしゃいます。
③ カラー後のホームケアをサポートするため
美容室での施術だけで髪の状態が決まるわけではありません。
酸処理でコンディションを整えたあとに、
カラー用シャンプー
洗い流さないトリートメント
ドライヤーでしっかり乾かす
といったホームケアを続けることで、ツヤや色持ちの維持にもつながります。
酸処理をすれば髪は傷まない?
これは誤解されやすいポイントです。
酸処理はダメージをゼロにするものではありません。
カラーをすると髪への負担は避けられませんが、酸処理は施術後の髪を整え、より良いコンディションを目指すためのケアです。
つまり、「傷みをなくす魔法」ではなく、髪を健やかな状態へ導くサポートと考えるとわかりやすいでしょう。
当店で大切にしていること
当店では、カラーをして終わりではなく、施術後の髪の状態まで考えたケアを大切にしています。
髪質やダメージレベルに合わせて適切な処理を行い、できるだけツヤのある美しい髪を長く楽しんでいただけるよう心がけています。
薬剤だけに頼るのではなく、施術後のケアまで含めて一つのカラー技術だと考えています。
まとめ
カラー後の酸処理は、
髪を弱酸性へ近づける
キューティクルを整える
ツヤや手触りをサポートする
ホームケアの土台を整える
という大切な役割があります。
カラーを長く楽しむためには、カラー剤だけでなく、施術後のケアもとても重要です。
「できるだけ髪をきれいに保ちながらカラーを続けたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
髪質や施術履歴に合わせた最適なケアをご提案いたします。


